
1. 萩焼ってどんな焼き物?
萩焼(はぎやき)は山口県萩市を中心に作られている伝統的な陶器で、
特に茶道具としての評価が高い焼き物です。
素朴で温かみのある色合いや、使うごとに変化する「萩の七化け(しちばけ)」という特徴から、
多くのファンに支持されています。
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2. 萩焼がなぜ高く売れるのか?
萩焼は、茶道具の名品としての需要が高いのが特徴です。さらに、
•著名作家(坂倉新兵衛、田原陶兵衛など)
•共箱付き(作家の名前入り)
•未使用・美品
•展示会出品作
などの条件が揃っていると、数万円~数十万円以上の査定がつくことも珍しくありません。
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3. 実際に売った萩焼の器(実例紹介)
今回は、祖父が所有していた萩焼の「湯呑みと茶碗のセット」を買取に出してみました。
項目
内容
作家名 不明(無銘)
形状 湯呑 ×2、茶碗 ×1
状態 未使用、共箱なし
買取価格 3点で2,000円
査定士コメント:
「無銘ですが、釉薬のかかりや形がしっかりしていて、萩焼らしい風合いが出ています。
中古市場では1点700~800円程度のニーズはあります」
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4. 査定で重視されたポイント
•作家名:今回は無銘だったため査定は控えめ
•状態:使用痕がなく綺麗だったため減額なし
•共箱の有無:共箱があると+10~30%程度のアップが見込める
•市場人気:茶碗や湯呑みは比較的需要が安定している
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5. 萩焼を高く売るためのコツ
1.作家名を確認する
箱・作品の底・紙などに「陶兵衛」や「新兵衛」などの署名があるか要チェック。
2.共箱・共布を保管する
共箱(作家の署名入り木箱)があると本物証明になるので、必ず一緒に出す。
3.キズや汚れをチェック
ヒビや貫入(かんにゅう)のような割れは減額対象。布で軽く拭いてから査定へ。
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6. 注意点とよくある勘違い
勘違い
実際は…
「古ければ高い」
状態が悪ければマイナス査定に。カビや欠けは致命的。
「全部まとめて売れば楽」
良品は単品査定にして、まとめ売りしない方が高値になりやすい。
「鑑定書がないと売れない」
作品だけで判断可能。共箱があればなお安心。
7. まとめ:手放す前に確認すべきこと
萩焼は、状態や作家、付属品次第でコレクターが狙っている焼き物です。
「古くて使ってないから捨てようかな」と思う前に、まずは専門店に査定してもらうのがおすすめです。
\ 無料査定してくれるお店も多いので、気軽に相談してみましょう! /
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✅追記:高額査定が期待できる萩焼の作家例
•十一代坂倉新兵衛(重要無形文化財保持者)
•十四代田原陶兵衛
•三輪休雪(人間国宝)
•岡田裕(モダン萩焼の代表作家)
•金重陶陽(萩焼ではないが影響を受けた作風)
【 買取専門店オリーブ 宇部南浜店 】
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山口県宇部市南浜町2丁目8-4 アルク南浜店内
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営業時間 10:00~19:00
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